本助成は、「食と健康」の分野において、優れた若手研究者がわが国トップクラスの研究者として成長することを願い、それにふさわしい支援を行おうとするものであり、国内の民間助成としては新しい形態の助成制度です。助成対象者に対し、5年間の助成期間内でテニュア職に就くことを目標に、育成支援教員の下で安定した研究環境を担保しつつ、研究及び生活に必要な資金を長期にわたり助成します。

 【対象分野】


自然科学研究分野
 1 食の生産から食卓まで (食に関するSDGs課題)
 2 食を味わう/楽しむ (食によるQOL向上)
 3 食と生命 (食による疾病予防、健康増進、ウェルビーイング)
 4 食と健康を支える情報科学
人文/社会科学研究分野
 5 食文化研究
 6 食に関する経済・政策研究
 7 食と生活についてのリサーチ・分析等
その他 8 1~7の分野横断的研究

特長

  • (1)助成対象者へ生活費の支援を行い、生活基盤の安定を図ります。
  • (2)助成対象者とその育成支援の役割を担う教員(以下、「育成支援教員」)をペアで助成し、助成対象者に対する組織内での研究体制をサポートします。(「9.育成支援教員の役割」参照)
  • (3)助成対象者および育成支援教員に対し、最長5年間の助成を行います。
  • (4)助成終了後も、当助成研究課題における論文作成、掲載、発表等にかかる費用についての付加的支援を行います。

助成金額・期間・件数

  • (1)助成金額・期間
    1件あたりの助成金額 1,500万円/年
  • (2)助成期間       2025年4月から最長2030年3月までの5年間
  • (3)年間助成件数     1件

*本年4月1日時点で原則40歳以下の博士号取得者であり、現在テニュア職を目指して研究活動を行っている方。国籍は問いませんが、本人が日本語で申請書を記載できる方。※人文/社会科学系分野の申請については、対象年齢を原則45歳以下とします。

なお、出産や育休など、やむを得ぬ事情で研究を中断した期間がある場合は、申請書内「申請者の略歴」に記載してください(任意)。

*学内〆切2024‐06‐07 関連URL(学内ページ)

*公募〆切2024-06-21 詳細・応募方法についてはHPからご確認できます。(メールでの応募)