当財団が提示する研究課題を受け、「社会」または「学術界」への具体的な貢献を視野に入れて行う実現可能性の高い独創的研究を支援するもの。 

研究機関に勤務する研究者で、原則として現在まで過去3年以上日本に居住しかつ研究機関長の推薦を受けた方が対象。

領域a:人の活動を高度に支援するための革新的技術に関する研究

〔具体的研究対象の例〕
①人類がその進化の過程で低下また退化させてしまった能力を補完する技術
②事故・病気・老化などで低下した人の能力を補完する技術
③危険/極限環境における、安全かつ効率的な活動を支援する技術
④人の創造的活動を効果的に支援する技術

領域b:革新的なモビリティ社会の構築を支える基盤技術に関する研究

〔具体的研究対象の例〕
①環境負荷低減に寄与する技術
②車両と車両、車両とインフラといった外部環境間情報通信技術の高度化
③さらなる事故回避支援の推進に寄与する技術
④乗員の体調や認知状態などの把握や判断に関するする技術

(助成期間) 
   2022年4月1日から3年以内

(助成金額)
   初年度300万円以内/件、3年間で1000万円以内/件
   とし、2年目、3年目は年次の進捗状況報告書の審査によりその額を決定

 *申請は1研究機関(大学学部、大学院研究科等単位)につき1件まで
 *同一人が当財団の同じ年度の研究助成に応募できる件数は一般・奨励・特定を問わず1件
 *財団HPの研究者専用ページより申請。別途申請書類の郵送も必要。