(1)概要

本事業は、我が国がエネルギー・環境分野の中長期的な課題を解決していくために必要となる技術シーズや、新産業創出に必要となる技術シーズを発掘し、将来の国家プロジェクト等に繋げていくことを目的とします。

(2)対象となる研究開発テーマ

研究開発テーマは、新規性、革新性及び独創性が高いものであって、研究開発フェーズとしては取組のごく初期の段階であり、社会実装までの確実な見通しをつけることが現時点では困難であるが、研究開発に成功した場合、産業へ大きなインパクトを期待できるものであること、すなわち、ハイリスクではあっても、ハイリターンが期待できることを重視します。

本公募の対象となる研究開発テーマは、資料欄にある「公募要領」の別添1の「研究開発課題一覧」に該当する研究開発テーマとしますので、必ず別添1の研究開発課題を確認した上で、ご応募ください。また、それぞれの課題の詳細は、参考資料の「2022年度公募研究開発課題「詳細資料」」にありますので、ご参照ください。

<2022年度公募 研究開発課題一覧>

研究開発課題の詳細についてはページ最下部資料欄の「詳細資料」をご覧ください。

I.エネルギー・環境新技術先導研究プログラム(エネ環)

  • 【I-A1】 太陽光発電のサステナビリティ向上に向けた革新的技術の研究開発
  • 【I-B1】 再生可能エネルギーの主力電源化及びレジリエンス強化のための電力系統制御等に関する次々世代技術開発
  • 【I-C1】次世代パワー半導体用インチ級ダイヤ放熱ウェハ基盤技術の開発
  • 【I-D1】将来世代に想定される空飛ぶクルマの飛行技術開発
  • 【I-D2】高効率な光無線給電技術開発
  • 【I-E1】水素社会構築に向けた水素冷熱を利用した超電導関連技術開発
  • 【I-F1】昇温幅100度以上で駆動する革新的なヒートポンプ、廃熱発電及びそれらを実現するための熱交換、蓄熱等も含めた熱マネジメント高度化技術開発
  • 【I-F2】超スマート社会の高性能な情報基盤確立に資する省エネルギーなマテリアル・デバイス開発
  • 【I-G1】農林水産業における温室効果ガス排出削減技術の開発
  • 【I-H1】革新的なアンモニア電解合成技術の開発
  • 【I-I1】木材等の有機素材の資源循環技術の開発
  • 【I-J1】環境負荷の大幅低減を実現する水資源から脱却した省エネルギー製造プロセス技術の開発
  • 【I-K1】革新的な膜等を利用した産業排水からの資源回収システム

II.新産業創出新技術先導研究プログラム(新新)

  • 【II-1】デジタル・AI技術を活用した新産業創出や地域課題解決につながる革新的研究開発
  • 【II-2】量子先端技術の社会実装の促進に資する基盤技術の開発

(3)研究開発テーマの実施期間

原則1年(12カ月)以内。 ただし研究内容等により、2年を限度とすることが可能。

(大学・公的研究機関のみによる実施の場合は1年以内 を上限とします。)

(4)研究開発テーマの規模・NEDO負担率

上限1億円以内/(年度・件)(委託:NEDO負担率100%)

(大学・公的研究機関のみによる実施の場合は2,000万円/年度・件 を上限とします。)