ムーンショット型研究開発事業は、超高齢化社会や地球温暖化問題など重要な社会課題に対し、人々を魅了する野心的な目標(ムーンショット目標)を国が設定し、挑戦的研究開発を推進すべき分野・領域などとして文部科学省により定められた研究開発構想に基づき、研究開発を推進するものです。今回の追加公募はムーンショット目標1、3、6についてです。

PMを追加公募するムーンショット目標と募集する研究開発テーマ

MS目標1「2050年までに、人が身体、脳、空間、時間の制約から解放された社会を実現」

 (PD:萩田 紀博(大阪芸術大学 芸術学部 アートサイエンス学科 学科長/教授))<研究開発構想>

募集する研究開発テーマ  <追加公募におけるPDの方針>

(1)体内で活⽤できるCA の研究開発
(2)CA の安全・安⼼・信頼性を確保する社会受容基盤の研究開発

MS目標3「2050年までに、AIとロボットの共進化により、自ら学習・行動し人と共生するロボットを実現」

 (PD:福田 敏男(名城大学 大学院理工学研究科 教授))<研究開発構想>

募集する研究開発テーマ  <追加公募におけるPDの方針>

(1)宇宙を活動の場とした拠点構築のためのAI ロボット技術
(2)⼈の発想・ひらめき・⾏動変容を誘発させるためのAI 技術

MS目標6「2050年までに、経済・産業・安全保障を飛躍的に発展させる誤り耐性型汎用量子コンピュータを実現」

 (PD:北川 勝浩(大阪大学 大学院基礎工学研究科 教授))<研究開発構想>

募集する研究開発テーマ  <追加公募におけるPDの方針>

(1)誤り耐性獲得に有望な量⼦ハードウェア(固体系)の研究開発
(2)誤り耐性獲得に有望な量⼦ハードウェア(原⼦系など)の研究開発
(3)⼤規模量⼦通信ネットワークの実証的研究開発
(4)量⼦誤り訂正⽤情報処理システムの研究開発

公募期間

令和4年3月1日(火)~ 5月10日(火)正午まで

詳細については、JSTウェブページの公募要領等をご確認ください。