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URAメールマガジンバックナンバー 一覧

Vol. 4 総合コミュニケーション科学とは

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┃Vol. 4 総合コミュニケーション科学とは
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2016年6月10日発行
        
電気通信大学研究企画室のURAがお届けするメールマガジンです。
イベントや外部資金情報、URAの活動報告などをご紹介します。

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╋━━╋ CONTENTS ╋━━━━━━
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┃1┃トピックス
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# 「総合コミュニケーション科学」とは?
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┃2┃学長インタビュー(第2回)
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# 電通大は「総合コミュニケーション科学」の世界拠点を目指します
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┃3┃URA関連イベント情報
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# 6月 22日 産学官連携DAY
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┃4┃外部資金情報
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# 6月 10日 JST 平成28年度新規研究領域(CREST・さきがけ(第2期))及び
 CREST「人間と調和した創造的協働を実現する知的情報処理システムの構築」合同募集説明会
# 6月 10日 JST A-STEP ステージⅢ:NexTEP-Bタイプ:シーズ育成タイプ
# 6月 16日 JSTさきがけ「社会と調和した情報基盤技術の構築」募集説明会
# 7月 27日 JST CREST・さきがけ平成28年度研究提案募集(第2期)
# 7月 29日 JST A-STEP ステージⅢ:NexTEP-Aタイプ(平成28年度・第一回)
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┃5┃今月のU☆RAトーク
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# URAプロフィール紹介
 森倉
 中道
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┃6┃編集後記・次号のお知らせ
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【1】━━━━━━━━━━━━━━━━━━━
   ト┃ピ┃ッ┃ク┃ス┃
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○「総合コミュニケーション科学」とは?

「総合コミュニケーション科学」という聞きなれない馴染みの薄い言葉に
出会ったのが、2年前の赴任時です。
電気通信大学の第三期中期計画にもこの言葉が使われていました。

コミュニケーションとは通信・伝達が一義的な意味ですが、
「総合コミュニケーション科学」というものが科学としての学問体系を持ち、
広く研究者に認知されているわけではありません。
しかし、学際・業際領域あるいは分野横断・融合的な領域から新たな研究課題が
生まれてくる可能性は十分にあります。
新しい概念を打ちたて新しい価値を創造することは「科学する」研究者の
究極の夢ではないでしょうか。

昨今のビッグ・データ、IoT、Industry 4.0などといった私たちの情報・通信を
取り巻く環境は、大きく変化しています。
人と人、人と物、人と社会、人と自然、人と人工物、物と物をつなぐ
高速で高性能、そして多様な情報の伝達・交換システムの確立を、
高度コミュニケーション社会の到来として「UECビジョン2018」では
定義しています。
このことは、2016年度から始まる第5期科学技術基本計画の提唱する
「Society5.0」の精神とも通底しています。
サイバー空間とフィジカル空間(現実社会)が高度に融合し、人々に豊かさを
もたらす「超スマート社会」を未来の姿とし、その実現に向けた一連の取り組みを
「Society 5.0」と政府(第5期科学技術基本計画)は定義したようです。

「総合コミュニケーション科学」とは8年も前からUECが提唱する科学技術の
フィロソフィーの総称であり、未来の高度コミュニケーション社会に対応すべき
「科学の体系」であると理解すべきなのでしょう。
人々が心豊かに暮らせる社会に向けた新たな挑戦を!

(越前谷義博/電気通信大学研究推進機構研究推進センター研究企画室URA)
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【2】━━━━━━━━━━━━━━━━━━━
   学┃長┃イ┃ン┃タ┃ビュ┃ー┃(第2回)
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○電通大は「総合コミュニケーション科学」の世界拠点を目指します

5月某日、学長室にて「総合コミュニケーション科学とは?」というテーマで、
2名のURAが福田学長のインタビューを行いました。

URA①
「本学の『UECビジョン2018』にも明記されている『総合コミュニケーション科学』
 についてご質問します。
 URAに着任以来、何度も研修を受けてその概念を理解しようと努めていますが、
 まだ自分なりの解釈ができていません。福田学長はどのようにお考えでしょうか。」

福田学長
「『総合コミュニケーション科学』は、ものの見方であり、在り様であり、
 実現推進の基盤となる考え方です。
 言い換えると、ある課題に対してソリューションを出す際の、取り組み方や姿勢を
 示すものです。
 『(総合コミュニケーション)科学』とありますが、特定の学問分野を指している
 わけではなく、全ての学問(専門)分野を抱合・融合した新しい体系です。」

URA①
「異分野横断、という意味合いでしょうか?」

福田学長
「異分野横断・融合という形で表現される部分もあるかもしれませんが、
 もっと俯瞰的な視点を持ち、『社会の課題に対して、分野の垣根を超えて対応する
 姿勢』が『総合コミュニケーション科学』です。」

URA②
「では、電通大は『総合コミュニケーション科学』の拠点として、
 具体的にどのような活動を行っていますでしょうか。」

福田学長
「4月に行った本学の改組が、教育研究に関しては『総合コミュニケーション科学』
 が完成にたどり着くための 環境づくりの一つです。
 もっと言うと、今回の改組はまさに『総合コミュニケーション科学』そのものだと
 考えています。」

URA①
「UECビジョン2018に書かれている、『総合コミュニケーション科学』の世界的拠点
 を目指して、活動を進めているのですね。」

福田学長
「電通大には、約350名の研究者が在籍している、つまり約350の専門分野が
 あります。
 『総合コミュニケーション科学』という考え方をみんながそれぞれに持って
 いただきたいし、『総合コミュニケーション科学』という物事を解決する際の
 ある種の『見方』みたいなものは統一したい。
 ただし課題に対して具体的に適応する際の手法については、それぞれの人たちの
 専門性や独自性があって構いません。
 研究者・科学者それぞれの価値観が『柱』としてあった上で、
 『総合コミュニケーション科学』の広い視野・見方でもって解決していく。
 皆様にはそういう方向に向かってもらうことを望んでいます。」

URA①②
「どうもありがとうございました。」

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【3】━━━━━━━━━━━━━━━━━━━
   イ┃ベ┃ン┃ト┃情┃報┃
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○産学官連携DAYを開催します
開催日 平成28年6月22日(水)13:00~17:45 (12:30受付開始)
会 場 電気通信大学
http://www.sangaku.uec.ac.jp/link_day/index.html  

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【4】━━━━━━━━━━━━━━━━━━━
   外┃部┃資┃金┃情┃報┃
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○JST 平成28年度新規研究領域(CREST・さきがけ(第2期))及び
CREST「人間と調和した創造的協働を実現する知的情報処理システムの構築」
合同募集説明会 【6/10開催】
http://senryaku.jst.go.jp/teian/top/setsumeikai.html

●JST A-STEP ステージⅢ:NexTEP-Bタイプ:シーズ育成タイプ【6/10正午〆】
大学等の研究成果に基づく実用性が検証されているシーズのうち、
研究開発型企業の比較的小さな規模の実用化開発を支援
最長5年、3億円まで(マッチングファンド:実施料納付)
http://www.jst.go.jp/a-step/koubo/h28nextep-b-1.html

○JSTさきがけ「社会と調和した情報基盤技術の構築」募集説明会【6/16開催】
http://senryaku.jst.go.jp/teian/top/setsumeikai.html

○JST CREST・さきがけ・ACT-I平成28年度研究提案募集(第2期)【7/27〆】
「AIPプロジェクト(人工知能/ビッグデータ/IoT/サイバーセキュリティ統合プ
 ロジェクト)」
*平成28年度より開始される「AIPプロジェクト」に係る平成28年度戦略目標が、
「急速に高度化・複雑化が進む人工知能基盤技術を用いて多種膨大な情報の利活用
を可能とする統合化技術の創出」として決定されました。

以下のスケジュールで第2期の研究課題の公募・選定等を行う予定です。
<第2期のスケジュール>
募集締切     :平成28年7月27日(水)正午
書類選考結果の通知:平成28年9月中旬~10月上旬
面接選考期間   :平成28年9月下旬~10月中旬
研究開始     :平成28年12月以降
http://www.mext.go.jp/b_menu/houdou/28/05/1371147.htm

●JST A-STEP ステージⅢ:NexTEP-Aタイプ(平成28年度・第一回)【7/29正午〆】
企業ニーズを踏まえた、企業による大学等の研究成果に基づく研究シーズの
実用化開発を支援
原則10年以下、~15億円
http://www.jst.go.jp/a-step/koubo/h28nextep-a-1.html

【ご相談はこちら】
リサーチコンシェルジュ(学内専用)
http://www.ura.uec.ac.jp/concierge.html
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【5】━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━
   今┃月┃の┃U┃☆┃R┃A┃ト┃ー┃ク┃
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http://www.ura.uec.ac.jp/member.html

○森倉 晋/URA(特任教授):「超スタミナURA」
産学連携支援部門 兼務、博士(工学)。
前職の電機メーカー時代には、ネットワーク分野の研究とエネルギー分野の
事業開拓で欧米、東南アジアを徘徊。
研究企画室の業務に対して企業目線でのマネジメントを導入しつつあるが、
大学文化とのギャップに悩まされる日々である。
月間100キロのランニングで体型維持をしており、
首都圏直下型地震が来ても(自分だけは)逃げられる準備をしているらしい。
学内の一部の女性研究者や女性URAからは敬意をこめて「パパ」と呼ばれている。
関西での業務を終えた深夜、新幹線に飛び乗って手荷物ひとつで上京、
そして単身赴任という、家庭でもパパの鑑である。
しかし、お酒のボトルを持つと懇切丁寧に皆に注いで回るため、
下座に座らせてはならないという暗黙の掟が(本人の知らないところで)
厳守されている。
電通大生は電子部品のデータブック(厚さ10センチ)を枕にして寝ていると
思っていたが、最近の部品データはメディアに保存されているため、
電通大生が何を枕にして寝ているのか、気になっている。
一方で、電通大は緑豊かで、落ち着いていて、明るくて、
(想像以上に)女子大生が多いキャンパスであることを知り、
ある日突然赤いセーターを着こなすようになったとかならないとか。

○中道 正仁/URA(特任教授):「乗り鉄時刻表派URA」
政府機関出身の自他共に認める鉄道愛好家。
土日は時刻表片手に鉄の血を沸かしている。
すでに国内の全ての路線を制覇し、現在は世界の鉄道を相手に戦っている。
そのため、最近は台湾への訪問回数が増えているとの噂がある。
「夢はカナディアン号7泊8日の旅!」だが、実際には「都内から調布への
片道1時間半の旅」という通勤生活を送っている。
東北出身だが、なぜか過去の赴任先は九州・沖縄地方が多い。
専門分野は電子工学(レーザー・光通信)であり、電通大URAの中では少ない、
電通大本流学派(?)である電気と通信の専門内容が分かるURAの一人。
ただし米国留学中は公共政策を専攻しており、幅広い知識と経験を持つ
グローバルな人材である。
一見口数が少ないハードボイルド系であるが、たまにつぶやく毒が的確すぎて
密かに皆のツボにはまっている。
また、電通大に赴任してまもなく、足の指の骨が折れていたことに気づかずに
2週間程度過ごしていたという、
精神的にも肉体的にもかなりタフな一面を披露している。

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【6】━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━
   編┃集┃後┃記┃
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6月初夏、46年振りの同期会出席のため札幌に行きました。翌日は構内散策。
中には卒業以来初めてと言う不届き者もいてキャンパスを縦に1.2kmの小旅行と
なりました。
時折しも大学祭の真っ最中で多くの市民が老若男女訪れていました。
一瞬、浅草仲見世の混雑を想わせる雰囲気も。
創立120年の歴史は札幌に、或いは北海道に根付いています。
本学も100年の伝統大学に仲間入りしようとする今日、それぞれの立場で準備が
進められています。
学長の想いをインタビューで掲載していますがまだまだ続けます。乞うご期待。
【sat】
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<発行>
 国立大学法人電気通信大学研究企画室
 編集長:URA 平尾 敏
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